ビジネスインテリジェンス開発環境 - SQL Server Data Tools

まずは開発環境ですが、ここでは SQL Server 2012 を利用します。

エディション等によっては入らない場合もある可能性もありますが、ここでは Enterprise 版を想定しています。

Express Edition では Advanced Services 付きのバージョンでも、SSAS、SSIS などの主要サービスが入らないので注意してください。

SQL Server 2012 をインストールすると、SQL Server Data Tools (SSDT) がインストールされますが、この環境で開発を進めます。

ちなみにこれは、SQL Server 2008 などでは "Business Intelligence Development Studio (BIDS)" と呼ばれていました。 それが SQL Server 2012 となり、SSDT と名称が変わりました。

SSDT では「ソリューション (Solution)」というグループを定義することができます。そして「ソリューション」には複数の「プロジェクト」が登録できます。

下のスクリーンショットでは、SSIS 用のプロジェクト、 SSAS 用のプロジェクト、SSRS 用のプロジェクトの三つのプロジェクトが、ひとつのソリューションにまとめられている様子です。

ではさっそく、SSIS プロジェクトから作成していきましょう。

» SQL Server Integration Service (SSIS) による ETL